『ドッグヴィル』

ドッグヴィル プレミアム・エディション

 真っ暗なスタジオに白線を引いて仕切ってある全体の構図も進行もなんとなく舞台芝居っぽいつくり。でも芝居みたいな一発撮りならいざ知らず、それがだだっ広い閉鎖された屋内の中で延々何日も撮影が続けられたなら役者が精神的にまいるのも納得。閉塞感からの臨場感というか狂気も高まるというものでしょうけれど。ましてや重しつきの首輪with鳴り物なんてくっつけてたらばそ相当ストレス溜まるでしょう。ニコールが撮影時にブチきれた説が流れたこともありましたがそれもまた納得。
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13:10 | 「た」行 | edit | page top↑

『ぼくんち』

ぼくんち デラックス版

 予想してたのとはちょっくら違ったフシギちゃん映画だったけれどおもしろかった。観月ありさはクジャクのダンスやらせたいがための起用だったのかな。まさに掃きだめの中のツル的存在。掃きだめってのは言い過ぎですけど、どこかのーんびりした異次元ユートピアのような場所でしたね。鳳蘭さんもかっちょよかったし、ガキンチョふたりと真木蔵人もいい味だしてました。しかしありさちゃんもら鳳さんもいい脚してますな。キャバクラ場面で西原りえぞーさんが登場してたのはビックリでした。

監督:坂本順治  ('00)
出演:観月ありさ、鳳蘭、真木蔵人
13:17 | 「は」行 | edit | page top↑

『エデンより彼方に』

エデンより彼方に

 最初のクレジットタイトルの書体や出し方、メロウなテーマ曲からして5,60年代のハリウッド映画を彷彿とさせる造作。どこかで50年代の誰だったか監督へのオマージュ作品だというようなコメントを見たことがありましたがそれも納得。色鮮やかな総天然色系のフルカラーはそのまんまモノクロにしても深い陰影がついてきれいだろうな。
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13:26 | 「あ」行 | edit | page top↑

『クジラの島の少女』

クジラ島の少女

 子供の頃、イルカに乗った少年は当然のこと(…)恐竜やら、象やら、トラなどなど何やら動物と心が通じることができて、その背中に颯爽とまたがる主人公がでてくる話を読んだりするたびにすごく憧れたものでした。クジラにまたがって海に向かうパイちゃんの姿はそんな夢が実現したようで非常に感激すると同時に、クジラの背から離れるシーンでは人はクジラにはなれない現実をみたような気もします。単なるファンタジーに終わらないところがより前向きな感じがしました。
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13:31 | 「か」行 | edit | page top↑

『犬と歩けば〜チロリとタムラ』

犬と歩けば~チロリとタムラ~

 GWに一般公開になるそうですがすごくおおざっぱにいえば「タムラ」と名付けられた捨て犬くんとその拾い主がセラピードックとして訓練を受けて一人前になるまでのお話。巷では「クイール」ワンちゃんの名演ぶりが話題になっていますけど、このタムラくんも負けないくらい芸達者。普段は劇中同様にセラピードックとしてお年寄りや身体の不自由な方々のお手伝いをしているワンちゃんなのだそうですが、完ぺきな役者っぷりを発揮しています。犬好きの方はこちらもぜひご覧になってみては。
13:39 | 「あ」行 | edit | page top↑

『死ぬまでにしたい10のこと』

死ぬまでにしたい10のこと

 余命2,3か月と宣告された23歳のアン。病のことを誰にも告げずに彼女は残された日々に思い残すことがないよう自分がしたかったこと、しなければならないこと10の事柄を挙げてひとつひとつ実行していく。

 残された命があとわずかしかないと知ったなら自分だったらどうするだろう。どうせもうすぐ死ぬんだということを理由に他人の情けに訴えて自暴自棄なり好き放題するなんて、端から見ればものすごく格好悪いと思うけど、いざそういうことになったならカッコ悪いなんてことも言ってられないだろうと思う。
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13:42 | 「さ」行 | edit | page top↑

『バンガー・シスターズ』

バンガー・シスターズ

 ライブハウスのバーテンを首になった元グルーピーのスゼット。お金に困った彼女はかつての追っかけ仲間で今や弁護士の奥方に収まっているはずのヴィニーに借金を頼もうと思い立つ。道中、ひょんなことから脚本家崩れのアヤしいおやじハリーを同乗させヴィニーの住むフェニックスへやって来たスゼットだったけれど、ヴィニーは彼女との再会を喜ぶどころか過去を封印し今やハイソな堅物奥様になっていた。果たしてふたりは友情を取り戻せる…?

 ちょっと前まで「ヤーヤーシスターズ〜」と区別の付いてなかったこの作品。ストレートでビデオリリースになってたのかと思ったら実は劇場で公開されてたそう。しかもシネパトスで。出演者にオスカー獲得者がずら〜りとそろった上でその仕打ちとはそれだけでかなり眉唾ものって気もしますが…。
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13:49 | 「は」行 | edit | page top↑

『映画作家ストローブ=ユイレ あなたの微笑みはどこに隠れたの?』

 ストローブ=ユイレの『シチリア!』編集時のドキュメンタリー。初回リリース時ではなくてフランスの国立スタジオで映画学生たちのために別編集バージョンを作成した時の様子とのことで「我らの時代の映画」というテレビ番組で放映されたようです。
 撮ったのは『ヴァンダの部屋』&「小津はpunkだ」のコメントも記憶に新しいペドロ・コスタ。。みたのはコスタの上映会だったのだけど、同上映会のチラシにこの作品のいち場面、って『シチリア』のいち場面使ってもらってるのはオイオイ…という気がしないでもない。作品のほうはちょっととキリキリしてて怖そうなユイレおばさんに、おタクだけどのほほんしてて、かつさりげなくジェントルマンなストローブおじさんにぐっと親近感が湧きました。絶妙のカップル。でもタバコは減らした方がいいよ。
15:55 | O.T.ほか欧州映画 | edit | page top↑

『タイムライン』

タイムライン

 そこはかとないヘタレというか突っ込みどころがたくさんあって楽しかったです。タイムスリップして出かけた先で襲われた相手を殺して苦悩しちゃってる女性考古学者が次の瞬間に漬け物石で敵を殴ってたり、僕らは現代人だからもっと知恵出していい作戦を考えようとかいってる割りには策なしだったりとか、「おいおい」だらけでとてもエンターテインしてました。お金かかっていそうであんまりかかってなさそうなそこはかとないBの匂いが余計に楽しかったです。
15:50 | 「た」行 | edit | page top↑

『真実の瞬間』

 成り上がりものの闘牛士の生涯を描いた作品。1965年製作で監督は「シシリーの黒い霧」「予告された殺人の記録」のフランチェスコ・ロージです。主人公を演じたのは本物の闘牛士の方なのだそうですけど、闘牛シーンは怖いくらい、というかたぶんホントにやってるんでしょうけれど迫力すぎて…。牛から流れる鮮血が痛すぎるし残酷なんですけれど、美しいと言えばそうなのかも。最初のほうを見逃してしまったので、強烈な闘牛シーンしか印象に残っていないんですけど、ぜひ機会があったらまた見たいです。VTRは出ていないみたい、残念。
15:48 | 「さ」行 | edit | page top↑