『シュレック2』
『キング・アーサー』

アーサー王と円卓の騎士の話はずいぶんと前にかるく読んだような気がするし、数年前にリチャード・ギアとショーン・コネリーが共演している『トゥルーナイト』も観たし予備知識が全くないわけじゃないからいっか、とそのまま鑑賞に突入したんですが…
アーサーが司令官の任期を終えてローマに帰るとは? つまりローマ人ってこと??を筆頭に「こんな話だったっけ?」と思った箇所多数。自分の記憶に全く自信がなかったんで帰宅してから本棚の奥底で埃にまみれていた岩波文庫の「中世騎士物語」を取り出して相当すると思われる部分を簡単に読み直したけどやっぱり全然違う。順番逆になったけどその後読んだ解説によればこの作品、そのアーサー王と円卓の騎士の物語を下敷きにはしているけれど大胆な新解釈の元に脚本が書かれているんだそう。正直登場人物の名前だけそのまんま使ってサクソン人との戦いを描いた別物の騎士戦争物語といってもいいくらいなので、だったら「キング・アーサー」とかそういうストレートなタイトルやめたらどう?って気もします。
でも結局内容的にはそういう話ですけれども。
『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』
『21グラム』
『テッセラクト』
『しあわせな孤独』
『かげろう』
『サンダーパンツ!』
『ヒランクル』

いきなり景色の話でごまかすわけじゃないけど、舞台になるヒランクルはアルプス近郊にあるらしいんですけれどすごく自然がきれい。いかにもバイエルンって感じです。最初のほうの印象からすれば久しぶりの帰郷を決心したレネの心の動きがきれいな風景にきれいな曲がかぶって描かれてちょっとしたPVみたいに見えないこともないんだけど、中で起きることは結構シンドイ。
父親の誕生パーティに出席するため故郷ヒランクルに帰省するレネ。母親との諍いが元で家を飛び出して以来、彼女はベルリンで暮らしてきた。レネとの再会を喜ぶ父と彼女をぎこちない笑顔で迎える母。ふたりの中は互いに愛人を持つほど冷め切っていた。久しぶりに囲む家族の食卓には両親とレネ、弟で俳優をしているポールとその幼なじみで今は彼女たちの農場の番人かつ母親の愛人の青年というメンツが並びどことなく気まずい雰囲気が流れる。そんなとき招待客として現れたのが両親の学生時代の友人という初老の男ゲッツ。どことなく動揺を隠しているような母親の雰囲気をよそにレネとゲッツは次第に惹かれあっていくが…。
『シルミド / SILMIDO』

いきなり余談ではあるのですが、去年みちのく国際ミステリー映画祭で韓国の監督やプロデューサーと日本の若い監督さんとのシンポジウムが行われた際に「韓国で北朝鮮との問題を扱った作品がいまだに好まれるのはどうしてなのか」といった内容の質問が場内の観客からありました。もちろん韓国内の厳密な映画事情は必ずしもそうでないにしろ日本に入ってきて全国的なチェーンを組んでロードショー公開されている韓国映画というのは…今じゃその映画祭の開催された約10ヵ月ほど前とも全く状況が変わっているとは思いますが…「シュリ」や「JSA」「ユリョン」とか一見南北問題を扱った映画が主流のような感じでしたから そういったイメージを持つ観客がいてもそれはそれで自然だろうと思ったのですが、その時にプロデューサーの方がおっしゃっていたのは「そういう問題はあまりにも身近すぎる現実で映画よりも日常で報じられるニュースの方がまるで映画みたいだと思うし恐ろしい。本当はそういった作品は誰も観たくも作りたくもないのでは」というようなこと。その時には「なるほど、そうだろうなぁ」と納得したものの、その後この「シルミド」や「ブラザーフッド(太極旗を翻して/なびかせて)」が韓国で空前の大ヒットを記録しているという話を聞いて、もちろんそれって社会現象というか国のしてきた過去に対する人々の関心が大きいということで 熱烈に作品を愛し支持されているのとは大きく違うとは思いますけど、「やっぱこういう映画って人気があるというか入るものなのね」と改めて思ったのでした。もちろん身近なところにある北の存在という要素があったにしても、いまだにこういった内容の作品に大きな関心が持たれ、多くの人々が映画館に足を運んでいる実情というのは日本よりも健全なのかなぁともちょっと思ったり。








