『ダブリン上等!』
『ソン・フレール -兄との約束-』
『Ray / レイ』
『エイプリルの七面鳥』

テーマが重くてお涙頂戴がちになりそうなところを、ほどよく適度にまぶしたユーモアやときどききゅんと締め付けられるような家族であったり人と人とのつながりの描き方になんとなく『死ぬまでにしたい10のこと』を思い出しました。言葉やらドラマを全部映してみせて説明するよりもスナップ的な絵を挿入したり、肝心な場面を省略することで何が起こったのかさりげなくわかる無駄のない映像もすがすがしかった。
『フォッグ・オブ・ウォー』

副題は『マクナマラ元米国防長官の告白』。
ケネディ、ジョンソン二人の大統領の在任中、切れ者・豪腕国防長官として仕えたロバート・マクナマラが自らの体験で得た11の教訓に基づく告白。ウィルソン大統領が「戦争を止めるための戦争」と呼んだ第一次世界大戦中に生まれ、ハーバード大を卒業、統計学の専門家として教鞭を振るっていた時、第二次大戦に3年間従軍し東京大空襲の作戦に参加、終戦後フォード社長に就任後まもなくケネディ内閣の国防長官に抜擢されキューバ危機を回避、その後開戦したベトナム戦争中の大統領暗殺後にはあとを引き継いだジョンソンに解任されるまで職務を遂行し、その後世界銀行の総裁となったマクナマラさん。彼にについては意固地になってベトナム戦争を押し進めたらしい人、くらいのことしかわたしは知らなかったけれど、語られる事柄はスクリーンよりもNスペなどでじっくりみたい現代アメリカ史でもありました。回顧録など読んでみたいです。

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