『PTU』
『カサブランカの天使』
彼らのささやかな夢や希望、そして一番大切なものが失われていく様を描いたなんともいえない物語。あとから気がついたんですが邦題は「カサブランカの天使」といいつつも英語のタイトル見ると「カサブランカに天使は飛ばない」→天使はいないなんですよね...(涙)カメラがとてもきれいであるし胸を打たれるものはあるのですが、はかなすぎて少々ツラいものがありました。
英題:In Casablanca The Angels Don't Fly 監督:モハメッド・アスリ
2004年製作 モロッコ、イタリア合作
@アラブ映画祭2005(2005.4.15〜4.25開催)
『忘却のバグダッド』
『眠れぬ夜』

エジプトのカイロで割とリッチな生活をして暮らしてる4組の夫婦・カップル(男性陣は幼なじみ)が繰り広げる浮気や離婚・結婚願望などなど夫婦、恋人たちの危機というかすったもんだをコッテリ盛り込んだコメディというかドラマ。
『乾き』
干ばつの村の過酷な現実と村の男女の恋のしがらみがドキュメンタリー風に描がかれますが基本的には教訓もののような。映画は70年代の前半に製作されていますが、夫を亡くした妻のところに村の有力者の息子が毎晩夜ばいに来るあたりは、映画にしちゃっても許されるんだなーとちょっと新鮮でした。
原題:The Thirsty 1972年製作 イラク映画
監督:ムハンマド・シュクリ・ジャミール
@アラブ映画祭2005
『アリアとイサーム』
まさにイラク版“ロミオとジュリエット”というお話です。恋する乙女アリアが物語の端々で歌を披露するんですが、それはまさにインドとかエジプトとかその辺の映画ののりでした。この作品は現存する最古のイラク映画なのだそうで今回の上映の尺は32分ほどでしたけれど、もしかして本当はもっと長くて歌や踊りも満載だったかもしれないですね。
英題:Alia and Issam 監督:アンドレ・シャターン 1948年製作イラク映画
@アラブ映画祭2005(2005.4.15〜4.25開催)
『デーモン・ラヴァー』
『クライシス・オブ・アメリカ』
ジョン・フランケンハイマー監督の『影なき狙撃者』(62年製作)のリメイク。舞台を朝鮮戦争から湾岸戦争に移し、従軍した有力議員の息子を帰国後大統領選に出馬させ国を牛耳ろうとする軍事産業企業とタカ派の陰謀が描かれます。
湾岸戦争の英雄として帰国したベン・マルコ少佐は帰国後不思議なトラウマに苛まれていたが、やがて同じ部隊に所属していた誰もが共通する不気味なイメージを戦争の後遺症として抱えていることを知る。何かしらの手掛かりを求めようとかつて彼の部下であり部隊を救った立て役者として名をあげ、今や副大統領候補として選挙戦に奔走しているレイモンド・ショーに接触を試みる。
『春の祭典 オーケストラ編/パフォーマンス編』

『ベルリン・フィルと子どもたち』の中で挿入されていたオーケストラのリハーサルかと思っていたらレコーディングの風景と、本番の舞台の映像です。オーケストラが素晴らしいのはもちろんなのでおいといて、本番の舞台の方は映画に出てきたあの子はどこかしら、と ほとんど授業参観のお母さんの気分でみてました。舞台のコンセプトのようなものは正直はっきりとは分からないのですけれどカオス、破壊、(戦争?)、息吹、再生、etc.etc.なんだかいろんなテーマが浮かんでくる舞台でした。でもあのダンス、ぜったい難しいですよー。群舞といっても個々のダンサーの意思が反映されていると思うので、ある程度感じるままに動いてあそこまで集合体でできるようになるのって大変だったと思うし大したものです。偉いよ、子どもたち!
ちなみにDVDのコレクターズエディションには本編とともに収録されていますので、興味のある方は是非ともご覧くださいね。
関連エントリー:『ベルリン・フィルと子どもたち』
『ニュールンベルグ裁判』
第二次大戦後の戦犯裁判を描いた物語。ナチス・ドイツ下の法に基づく裁判を執り行い人々を収容所送りにした裁判官たちの罪を問う裁判。人権擁護の識者として国際的にも名高い人物が裁きをうける立場に立っていたことからそれは悪しき法令を産んだナチスに罪がありそれに準じて裁いただけの彼らは恩赦をうけるべきと訴える弁護士と彼らの裁きによって収容所に送られた罪のない人々がいかなる末路をたどることになったのか徹底的に糾弾する検察官、双方の言い分を聞きながらいかに判決を下すべきか苦悩するアメリカの片田舎から招かれた引退間際の老裁判官。豪華な出演陣が繰り広げる緊迫する法廷の場面は見応えがあります。







