『皇帝ペンギン』

皇帝ペンギン -La Marche de l'empereur-

 南極大陸の厳しい自然の中で、自然のまんま生きてるペンギン。野生だからそれが当然とはいえ長い旅の後に結びついたつがいに卵が生まれると、ヒナが孵るのに備えてメスが海に帰りその間2ヶ月もオスが卵を抱いてヒナを孵らせて、帰って来たメスと交代でオスが疲労と飢えを癒すためまたエサを捕りに海に戻り、また彼らが戻る頃メスが海にエサを捕りに行くというまさに交代で面倒を見る子育てシステムって、どうしてそうなったのかはわからないけれどすごい。
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『野獣たちのバラード』

 1965年に作られた、第二次大戦のナチスの様子、というかヒトラー政権時のドイツやファシスト党の様子を綴ったロシアのドキュメンタリー作品。お宅にもスターリンいたじゃないの、というのはおいといてヒトラーの政権がどのように誕生し終わっていったか、ナチの宣伝用につくられた数々のプロパガンタPRフィルムや当時の記録映像で紹介されます。ナチの洗脳/軍部の指令を受けてドイツ軍が行った残虐破壊行為もさることながら、カリスマ的指導者の誕生に熱狂心酔するドイツの国民の様がみていて痛い。というか徹底したデザインポーズ/様式美で人々の心をつかんでいったヒトラーの術は彼の思想以上に悪魔的ともいえるかも。宣伝上手いもの。

 しかしムッソリーニの演説の様子というのは初めてみたかも知れないけど不謹慎とはいえかなり笑えました。あんなパフォーマンスみせられたら、ぜったいこの人ウソくさーと信用なくしそうな気もしますけども。
鑑賞したのは宇野重吉がナレーションを務めた吹替版でしたけれど、邦題の「バラード」というのが公開時(71年頃?)のレトロな雰囲気漂います。内容はちっともバラードっぽくないんですが…

監督:ミハイル・ロンム 1965年製作
@ソビエト映画回顧展05
18:16 | O.T.ほか欧州映画 | edit | page top↑

『クルーエル・インテンションズ』

クルーエル・インテンションズ コレクターズ・エディション

わー、コレクターズ・エディションなんてでてるよ


 『危険な関係』の学園版、というか今どきなら『スキャンダル』のアメリカ学園版って言った方がよいんですかね(苦笑)。フリアーズ版ではG・クロースの役どころがサラ・ミッシェル・ゲラー、J・マルコビッチ、というかペ→ライアン・フィリップ、M・ファイファー→リース・ウィザースプーンという感じ。実生活でも仲良し夫婦のライアンとリースですけど、プレイボーイのライアンがリースを故意に振って傷つけるシーンは彼のそれまでの俳優人生の中でも最もつらい演技だった、と以前インタビューで言ってました。仲のよろしいことで。サラの演じた悪女はなんかやっぱこの役だとG・クロースのイメージが強すぎて、成金Bitchにしか見えなかったな。嫌いじゃないんだけど。
何がよいってエンディングに流れてた「ビタースウィート・シンフォニー」っすね、ハイ。
 で、『スキャンダル』? 見てないんで何ともいえんのですけども、きっと同じなのではないかしらん。もしくはもっとドロドロしてそうな気もする。。

Cruel Intentions
17:38 | 「か」行 | edit | page top↑

『機動戦士ガンダム』

機動戦士ガンダム I 特別版 【劇場版】

 …なんてタイトルに掲げてしまっていいもんだろうか、というほどでもないまたも雑談ですけども、BSで放送されたガンダム旧作3本一挙放送というのを見てしまいました。とはいえ正確にはちゃんと起きてみていたのは最初の1本で、後の2本はビデオ録画をかけたらなんと3本目のお尻10分が入りきらなかったというとんでもないことになって朝起きてキーキー騒いだわけですが。。「僕には帰る場所があるウンタラ…ララアにはいつでもあえるから」のくだりですね。キーッ!
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17:41 | 「か」行 | edit | page top↑

『ペテン師とサギ師 だまされてリビエラ』


Dirty Rotten Scoundrels


 そろそろお盆休みでまとまって万博やら行楽地へでかけるのもよいけれどこの物騒な世の中何があるか分からない。スリかっぱらいにはご注意を、といいつつ近頃じゃお家にいたっていつのまにか預金口座から金がなくなってたりする御時世なんで、どこにいったって同じだけども。

 さてこれはお金持ちのあつまる避暑地リビエラで繰り広げられるS・マーティンのべたな笑いが好きなわたくしにはたまらん爆笑コメディです。相方は最近バットマンのアルフレッド執事でとぼけたいい味だしてるM・ケインおじちゃん。
 S・マーティン演ずる獲物を選り好みしないセコいペテン師とM・ケイン演じるおばさま相手のジゴロ詐欺師。そんな二人が一人の若い金持ち女性を巡ってどちらが先に大金を巻き上げられるかばかし合いを競います。ジゴロのゴージャスさにかなわないと思ったペテン師は車椅子に乗って、懸命に同情を引こうとするのですが…果たしてだまし合いに勝利して大金を手にするのは一体だれでしょう?('89)

原題:Dirty Rotten Scoundrels  監督:フランク・オズ ('88)
出演:スティーブ・マーティン、マイケル・ケイン
17:51 | 「は」行 | edit | page top↑

『オータム・イン・ニューヨーク』

オータム・イン・ニューヨーク スペシャル・エディション


 こないだギアさまの『シャル・ウィ・ダンス?』を見たつながりでピックアップ。

 女優のジョアン・チェンは役者さんとしてもしっとり&貫禄があって個人的には結構好きです。去年TIFFのアジアの風に出品されてたチャン・ツィイー共演の『ジャスミンの花開く』 での芝居も存在感たっぷりでしたけれど、この作品は彼女が『シュウシュウの季節』に続いて監督した、ギアさまとウィノナ・ライダー主演の恋愛難病もの映画。秋のセントラルパークがすごくきれいに撮れていて彼女のしっとり感を彷彿とさせるような。

 お話しはオーソドックスな悲恋を描いて入るんですけれども取っつきやすさと画面の雰囲気の良さにかなり好印象がありました。ギアさまが「僕は君には年上過ぎる」というと「私はアンティークが大好きだから気にしなくていい」と答えるウィノナ。骨董品かよ〜とその辺は悲しく思わないでもないけども。

Autumn in New York
17:52 | 「あ」行 | edit | page top↑

『SHALL WE DANCE? シャル・ウィ・ダンス?』


Shall we Dance ?(初回限定版)

 予想通り良くも悪くも、っていうほど悪い印象はあんまりないけれどアメリカ版リメイクでした。オリジナルでは会社員かつ父親である普通のおじさんと社交ダンスのミスマッチ感が新しかったというか目の付け所がよいわけで、プロムの文化、というよりも女性と手に手を取って踊り楽しむ文化を昔から自然に持ってる欧米人にとっては、中年になったってダンスを踊ることなんちゅうのは別に清水の舞台から飛び降りるような「エイヤッ!」って勇気は必要ないといは言わないまでも躊躇の理由が日本人の我々とはびみょーに違う気がします。心情的な感覚の違いも含めて。
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18:03 | 「さ」行 | edit | page top↑

『ヒトラー 〜最期の12日間』

ヒトラー 最期の12日間

 ヒトラーに3年仕えた女性秘書T・ユンゲの著書を元にベルリン市街戦突入からドイツ降伏までナチス崩壊の断末魔の様子を伝えた作品。
 これまで触れること自体がタブー視されていた独裁者ヒトラーの人間的な側面が描かれているということで大論争を巻き起こしたという本作。たしかにここまで真っ正面からヒトラー・ネタに取り組んだドイツ映画というのはみたことがなかったのでその点は非常に驚きでした。
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『HOTEL』

HOTEL デラックス版


 ヴェネツィアのホテルに滞在し映画を製作中の役者・撮影隊・出資者・取材者ら映画関係者と彼らを迎える一風変わったホテルの従業員たちの様子をドキュメンタリー風に追った物語…とにかく変わってました。史劇・愛憎劇・サスペンス・ホラー・陳腐な恋愛劇・コメディいろんな要素をぜーんぶ盛り込んでみた内容に、デジタル・手持ちカメラ風のいわゆるドグマ風の撮影、出来上がった画面も最近よく見かける(個人的にははあんまり好きじゃないけど)4分割くらいにしてあってそれぞれ違った場面を挿入していたり(字幕翻訳者に同情。)、ストーリーやら個々のセリフなどもテーマをぽんと与えられただけのほとんどアドリブだったりなんというかかなり大胆/金のかかった実験映画というかこれそのものが風刺のような気がしないでもないです。人肉プロシュートとか。ヒィ〜

 J・マルコヴィッチ、J・サンズ、R・イファンス、S・ハエック、V・ゴレノ、L・リューなどなど豪華といえば豪華だけどビミョーというか通好みというか、顔ぶれ見るとチャレンジャーな(ホントの)役者陣はほとんどノーギャラに近い出演料だったみたいです。メイキングを見ないで戻してしまったんだけど、その辺もう1回借りてみたいかも。
18:10 | 0-9/A-Z | edit | page top↑