『ボブ・ディラン:ノー・ディレクション・ホーム』

歌い手を夢見てニューヨークに出た青年ロバート・ジンマーマンが、ウディ・ガスリーに憧れその作品を模倣したり様々なアーティストのスタイルを吸収しつつ“ボブ・ディラン”という1アーティストとなり、築き上げた自分のスタイルを大衆が支持しようとしまいと貫き通した、というか今も通し続けている姿の実体を、デビューから一大転機となる66年の一連のブーイングライブそして事故によるライブ活動休止までの年月に焦点を当ててディラン本人や諸アーティスト関係者の証言、そして当時の映像で追うドキュメンタリーです。
監督はエレキ騒動時点でディランのバックバンドを務めていてその10年後に華々しく解散したThe Bandの“最後のワルツ”を映像に納めたM・スコセッシ。
『ラスト・ワルツ』
『メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬』
『アバ ザ・ムービー』
『言葉とユートピア』
『ステップ!ステップ!ステップ!』
『何事も誓うなかれ』

フランス映画祭はお台場でも1本みる予定でしたが、急用が入ってこれ1本の鑑賞。ここのところ重たい内容のロードショウ鑑賞が続いていたのでひと息抜けた感じ。
舞台は19世紀のパリ。市内で服飾店を営むヴァンブックは革命騒ぎで店の売り上げが落ち込んでいたものの、新しい時代の到来に町中活気を取り戻してきたのをチャンスとみて店を百貨店へと大きくすることをもくろんでいる。でも落ち込んでいた売り上げをとりもどすためにも店の名前に箔がほしい。そんなとき郊外の貴族マント家から多額の注文が。代金の取り立てに出かけたヴァンブックはそこでマント家の一人娘セシルの婿探しパーティが行われることを知り、独り身で酒に女、賭け事と放蕩三昧生活を送っている甥っ子のヴァロンタンを結婚させれば一石二鳥と思いつく。ところが結婚、というより愛を信じないヴァロンタンはどんな両家の娘でも男が誘惑すれば貞操を守れるはずがないと叔父の話に取り合わない。どうしてもふたりを結婚させたいヴァンブックはヴァロンタンの挑発に乗って 甥が正式な見合い前の丸1日で令嬢を口説き落とせるか否か1万フランの賭けをする。











