
前作『ロスト・イン・トランスレーション』の公開時に沢木耕太郎さんの映画評がらみで「アメリカ人の傲慢さが出てるんじゃないのか」という記事をいくつか読んだ記憶がありました。個人的にはあの作品に関しては舞台自体日本じゃなくても成立する話だろうしと思うし、孤独や寂しさの描写など結構好きだったのだけれど、気になったとことといえばメジャーな出の人のメジャー路線軽視というか蔑視みたいなところ。そういう意味で言えばハリウッドのタイクーン的お家柄出身のソフィアが今回フランス王妃の話を撮るというのは、嫌味に近いくらいはまり過ぎかもしれない。超セレブでなけりゃヴェルサイユ宮殿全面ロケ協力なんてしないだろうしなー。わたし、ひがんでます?
今回はコスプレなのでアバンギャルドな雰囲気強いかと思いますが、音楽も前作と同じようにお懐かしい系のインディーズナンバーがふんだんに使われています。でも今回は音楽づかいが雄弁すぎちゃって、お話が頭に入ってるからというのもあるんですが、正直いっそのことセリフいれなきゃいいのに、なんてことも思ったり。
とりあえずコスチューム、小物グッズ、それから観光で出かけるとロープで仕切ってある宮殿部分と大小グッズ関係の見所はたーくさんあります。ただ同じ王妃さまの小物でも『ロバと王女』に出てきた小物は全部お持ち帰りしたい!と思いましたが、今回は見るだけで十分おなかいっぱいかな。マチュー・アマルリックはほとんどカメオでしたねえ
関連レビュー
『ロスト・イン・トランスレーション』
←サントラアメリカ盤 2枚組なんですねー。Adam & the Antsもはいってまーす
